ヘルマン・ヘッセの「庭仕事の愉しみ」と押し葉

今日も昨日に続いて、普段素通りしている棚のちょこっと掃除をした。でもまあ、この棚は、この間から片付け始めている棚で、この前の資源ごみのときに、積んであった本を3、40冊ばかり出した残り片付け・・。もう読みもしないのに、捨てれないでいた本ばかり・・思い切って縛って次に出すことにした。でも、その中にもう一度読んでからすてようとよけた本が一冊・・ヘルマン・ヘッセの「庭仕事の愉しみ」
10数年前に買った本だと思うが、内容は何も覚えていない・・覚えていない・・ということは、新しい本と同じだから、もう一度読んでから捨てよう・・。

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開いたら、色褪せた押し葉がひらひら落ちた・・。そういえば昔・・「落ち葉拾いの蕗ちゃん」と言われていたっけ・・。

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つまらない冬の日に楽しみが、一つ増えたかも・・。ちょっとずつ読んでいこうかな。

今日は、青春時代の庭をちょっと声に出して読んでみた。

     私の青春は、ひとつの庭園であった
     銀色の噴水が草地の中で吹き出し
     老いた樹々の夢のように青い影は
     私の向こう見ずな夢の情熱を冷やしてくれた。

     渇きを覚えながら今私は暑い道をたどり
     私の青春の地は閉ざされたままだ
     バラの花が塀ごしにうなずく
     私の遍歴をあざ笑うかのように。

     あの涼しい庭のこずえのざわめきが
     私から遠のけば遠のくほど
     私はいっそう深く心から耳をすまさずにはいられない
     あの頃よりもずっと美しくひびく歌声に。

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この記事へのコメント

2010年12月22日 10:10
おはようございます。
面白そうな本ですね、私も読んでみたくなりました。
その本はある雑誌の本の紹介欄に載っていたような気がします。
はさんである落ち葉が色あせずにきれいなままですね、保存状態がよかったのですね。
omega
2010年12月22日 16:25
ヘルマン・ヘッセの『庭仕事の愉しみ」
ちょっとみたとき,まさに、庭そのもの、自分が庭つくりや花を植えたりの作業の内容かな?
それは珍しいなんて思ってしまっていました。
マー恥ずかしい事!
素敵な言葉の流れですね。青春時代・・・そうだそうだと感じました。
蕗ちゃん
2010年12月23日 00:22
nonaさん、今晩は。私もまだ、途中までしか読んでいませんが、なんだかとても楽しめそうな気がします。おすすめかもしれません。
押し葉は、いろんな本から出てきて、そのまま捨てるのは惜しいな・・と思ったりしてしばらく眺めたりしています。
この間、nonaさんのおっしゃっていたこと思い出したので、うきうき団子を、買って食べてみました。懐かしい味でした。
蕗ちゃん
2010年12月23日 00:28
omegaさん、今晩は。この本を買ったとき、多分、私もそう思って買ったような気がします。
でも、表紙にかかっていた帯に「ヘルマンヘッセは、後半生、執筆に費やす時間は、殆ど自分の庭で過ごした・・」と書いてあります。
詩も沢山載っているので、寂しい冬の日に一つずつ書き写してみようかと思っています。

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